嫌なあだ名

先日中学の同級生と3人で飲みに行きました。

その際、私についた変なあだ名についての話になったのです。

思い返すと、私は小学校の上級生の頃から身体の成長が早かったのだと思います。12歳の時にブラジャーを付け始めましたが、学校で「ブラジャーマン」とあだ名がつきました。中学に行き始めるとブラジャーの色から「ベージュ」。

ある時から「お前、売春してるんだろ?」と言われるようになりました。

男子の悪ふざけです。

中学時代はいい事も嫌な事もありましたが、何とか乗り切って卒業しました。30歳くらいの時に少し大きな学年会が開かれました。そして言われました。「お前、売春してるんだろ?」そのセリフは今でも言われていて腹立たしい限りです。

腹立たしい事を言う奴をAとします。Aと仲が悪かったかというと逆です。悪ふざけは多いけど悪い奴ではないし、なかなか面白い人です。寂しがりやなので友人を集めて飲み会を開いたりするのが上手いです。でもあのセリフはお断りしたい。

ここ数年Aがセリフを言うたびに「ヤメロ」と言い続けていますが、全く伝わっていません。なぜ3文字の日本語が伝わらないのでしょうか。

謂れのない事だから相手にしなければいいなど言われますが、人の口に戸は立てられません。女性にそのセリフを受けたい人がいるのだろうかと聞いたらいないと思います。Aがやめてくれればいいだけの話が分かろうとしない。同窓会で第三者に「周りの人が巻き込まれるからやめろ」と私が言われたこともあります。注意すべき相手が逆だろうと思いました。

さて、飲み会の話に戻りますが、なぜ「売春」のあだ名がついたか3人で過去の記憶を遡ってみましたが、あまり意味がありませんでした。中学生の頃は悪ふざけは半端なくあったし、犯人捜しをしても仕方がないからです。同窓会で昔を懐かしく思って楽しむのはいいけど、既に中学生ではないのですからお酒を飲んでいても節度ある態度が求められますよね。性的にまだ未分化な中学生の頃に性的な事をあだ名にされるのはかなり嫌な思いをするものです。その事について飲み会に来た男性に伝えました。

びっくりする事が起きました。「俺らが守るよ」と言われたのです。

男性の悪ふざけは男性社会のものです。女性社会では受け入れられないので、男性の中からAに物を申してくれる人がいないと彼らの社会で私の言い分が伝わらないのかもと少し考えています。逆も然りです。

今の状態が続くとAが同窓会に来なくなるか、私が行かなくなる。そのどちらも誰も望んでいないとしたら、今回の飲み会での話はとても実のある事だと思いました。

今後の同窓会が楽しく開けますように。

いるのかいないのか分かりませんが、ちょっとだけ神様にお祈りしてみようかな。

男性脳、女性脳

大分前ですが、「話を聞かない男、地図が読めない女」という本が流行りました。

この手の話はウンザリするほどありますね。

私自身は男女差が嫌いで幼い頃から抵抗を試みたりしました。

昔を振り返ってみると、男は働く者、女は家事育児をする者と分けられていましたね。

実際のとこと、授業も女子は家庭科男子は技術と分かれていたし。(今は分かれていないと聞いています)

これって当時の社会が当然のように求めていたものだったんだと最近になって分かりました。

私はそもそも方向音痴だったし、地図に興味が無かったので読み方を覚えたりしませんでしたが、地図が読めないかというとちょっと話が違ってくる。自分で車を運転するようになってからは地図を読めるようになりました。必要に迫られたって事ですよね。

では地図や道路標識はどうだろうか。

会社組織いうものが過去男性ばかりで構成されていた場合、女性の脳にアクセスしやすい物が作られていただろうか。

男性が冷蔵庫の中の物を見つけられないといった話もありました。女性が冷蔵庫の中を片付けている家庭では、女性自身がいろいろ思って配置を決めているので見つけやすいと思いますが、片付けに介入できない男性は見つけにくくて当たり前に思います。

道路の標識は変えられないけど冷蔵庫の中は配置転換可能なので。家庭の中くらいは合意をとって決められたらいいですね。

 

専門性とは?

私は割と昔から眠れない事が多いです。

眠れない方最近多いですよね。

私が新卒の頃は総合科の病院や調剤薬局に勤務していたので、不眠のお薬を持って行かれるお年寄りが割と多かったです。

眠れないのは辛いし解消したいのは分かるのですが、よくよくお話を聞くと「昼寝もたっぷりしたいし、夜もしっかり寝たい。」という方が目立ちました。

ある日「昼寝を3時間も取ってしまったら夜眠れないのは仕方がなくないですか?少しでいいのでお昼寝を控えてみてはどうでしょうか。」とお伝えしたところ、「若い人には不眠の事なんか分かるわけがない」と返されてしまいました。

「不眠は老人だけの悩みではないよね」と思いました。

なぜその一言が返されたのか。若かったのでアプローチが下手だった事もあると思いますが、自分より若い人に注意されるのは気に入らないといったその方の考え方から反射的に出た言葉だったんだなと思いました。

私自身は一応専門性を身に着けて仕事に就く訳で患者さん当事者の事を考えてお伝えしたつもりでしたが、その方は専門性を学んでいることは関係なく年齢が大事だったのですね。

今では違うアプローチも取れると思います。でも今でも自分の仕事に関しての専門性って患者さんにとってはあんまり関係がないのだなと思う事は多々あります。

現在は些細な悩みから専門的な事まで幅広く患者さんのご相談に応じ信頼関係を培っていくスタンスでお仕事をしています(当たり前)。自分が言った言葉がストレートに伝わらない事もありますが、日々勉強なのでしょうね。

皆様眠りすぎの不眠にはご注意を。


少年よ大志を抱け

クラーク博士の「少年よ大志を抱け」という言葉を思い出しました。

思い出した時に「少年」とは男性か女性かが気になったのです。

クラークさんの学校は女学校もあったそうなので特に男女を意識していたわけではなく、若者に向けて発信された言葉なんだということが分かりました。

男性は社会に出て大きな夢を持つこともできたかもしれないけど、女性は?

昔も今も子育てと家事に追われていて気付くと年をとったなと思う。

大志って何だろう?と思いました。

調べてみるとクラーク博士の言葉には続きがあって、

Boys, be ambitious! like this old man.

Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement, not for that evenescent tging which man call fame.

Be ambitious for the attainment of all that a man ought be.

少年よ大志を抱け!金銭や我欲のためではなく、名声という空しいものであってはならない。

人間として当然備えていなければならぬあらゆることを成し遂げるために大使を持て。

そういう意味だったのかと思いました。

大志ってものすごく大きなものかと思い込んでた。

気づいたら私はかなりいい年になってしまっていて今更だけど人生はまだまだ続きがあるので、今後の私の大志についてもう少し具体性を持たせてみようかと思います。